法人登記の移転申請を済ませ、だんだん、東谷と夢幻制作が札幌からいなくなっていきます。

東谷は別の地へ、夢幻制作は東京都へ移動。

これまで、法人として別人格であるとはいいながらもう一つの自分のような存在だった夢幻制作が、ちょっと遠くに行くような感覚があります。 

子を送り出す親の気持ちの、もっともっと弱い感じだと思います。 



申請を終え、街中から自宅まで、約2時間の距離を歩きました。

時々、これまでも何度か歩いた道。

途中、晴れていた空が曇りだし、いつの間にか雪に変わっていました。

歩道はすっかり雪が溶けていたのに、そこにちょっとずつまた積もっていきます。

北海道の春にはありがちなことですが、まだ完全な雪解けは遠そうです。

歩きながら、いろいろなことを考えました。

(一番思ったのは『もうちょっと厚着してくれば良かった』でしたが)

夢幻制作を始めたのは、平成26年の10月でした。その前、5月くらいからお仕事を受けてはいたのですが、税務署などへの申告が整ったのがその時期です。

それを平成27年10月に法人化したのが、今の夢幻制作合同会社。

当初は、「何かゲームでもマンガでも、シナリオ担当してみたいな」という単純な思いから始めました。

もともと小説を書くのは好きだったので、それは趣味的に続けることとして、シナリオ担当は事業体なり法人で、と思っていました。

いつの間にかこのあたりがぐちゃぐちゃに入り混じって、
「結局俺、何がしたかったんだっけ」となっていました。

ここ数か月、恐らくは例の不払いのあった前後から、
「俺は金を稼ぎたいのか、それともシナリオを作りたいのか」
と思うようになっていました。

もちろん、お金がないと続けることができない活動がほとんどです。

それゆえに、散々Twitterで宣伝させてもらっているMotionGalleryなどに着手しているということもあります。

ですが、今一度初心に立ち返って。

わたしは、自分のやりたいことをきちんとできているだろうか、と、ふと思ったわけです。

ご依頼主様からいただいているものをないがしろにする、というわけでは決してありません。

夢幻制作としていただいたお仕事に誠実に向かわせていただき、同時に、わたし自身が取り組まなくてはいけない課題も進めていく。

それが、2015年10月、夢幻制作を法人に格上げした時に自分で選んだ道だったはずであり、わたしの本当にやりたいことであるのです。

そして、ここ最近のわたしは、自分の歩いている、もしくは走っている道がどこだったのか、いつの間にか脇道にそれていたのかどうか、それさえも分からないままでありました。



今日、2時間散歩できて、本当に良かったです。

晴れてくれていれば、もっと良かったですが。

4月からは、さらに気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

法人、個人ともども、応援どうぞよろしくお願いいたします。



夢幻制作合同会社 東谷駿吾